経営統合受けた経営陣確定
三菱ふそうトラック・バスと日野自動車は11月4日、両社の経営統合に伴って発足する新持ち株会社「ARCHION」(アーチオン)の新経営陣を公表した。
ARCHIONは2026年4月1日に事業を開始。傘下に100%子会社として三菱ふそうと日野が収まる。三菱ふそう親会社のドイツ・ダイムラートラックと日野親会社のトヨタ自動車がそれぞれ新持ち株会社の持ち分25%を保有して主要株主となる予定。
新経営陣は10月に発表した通り、代表取締役CEO(最高経営責任者)は三菱ふそうのカール・デッペン社長CEOが、代表取締役CFO(最高財務責任者)は三菱ふそうのヘタル・ラリギ代表取締役副社長CFOがそれぞれ就く。
併せて、新設する取締役CTO(最高技術責任者)に日野の小木曽聡社長が就任する。小木曽氏は新持ち株会社の取締役執行役員も務める。社外取締役らを合わせると全体で9人に上る。
新たに公表した日野の社長CEOはダイムラートラックのインド法人、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズのサティヤカーム・アーリャCEO、三菱ふそうの社長CEOはダイムラートラックのメルセデス・ベンツ・スペシャルトラック・カスタムテイラートラック事業部門責任者のフランツィスカ・クスマノ氏が就任する。
(藤原秀行)










