技術開発と事業展開を両輪で加速へ
完全自動運転EV(電気自動車)の開発を手掛けるスタートアップのTuring(チューリング)は11月17日、政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインを共同リード投資家として、GMOインターネットグループ、デンソーなど複数の事業会社、ベンチャーキャピタル、銀行系CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)などから1倍非参加型優先株式による97.7億円の資金調達を実施したと発表した。
併せて、みずほ銀行をアレンジャーとして、複数の銀行・金融系事業会社から55億円のシンジケートローンによる融資を受け、シリーズAの1st Closeとして合計152.7億円の資金調達を完了した。
今回調達した資金は、計算基盤の拡充、社会実装に向けた事業体制の強化、エンジニアを中心とした人材採用に充てる。技術開発と事業展開を両輪で加速させていきたい考えだ。
本ラウンドに参加した投資家・金融機関
株式調達:
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ(共同リード)、グローバル・ブレイン(共同リード)、ANRI、Canon Marketing Japan MIRAI Fund、ちばぎんキャピタル、大日本印刷、デンソー、ENEOSホールディングス、GMOインターネットグループ、日揮みらいファンド、マーキュリアインベストメント、三菱HCキャピタル、三菱UFJキャピタル、三井不動産 &イノベーションファンド、みずほキャピタル、未来創造キャピタル(みずほリースCVC)、ソニーフィナンシャルベンチャーズ、Spiral Capital、東急不動産ホールディングス、ウイング・キャピタル・パートナーズ、ヤンマーベンチャーズ、ゼンリンフューチャーパートナーズ、Z Venture Capital ※共同リード、以下アルファベット順
融資:
みずほ銀行(アレンジャー)、静岡銀行、商工組合中央金庫、りそな銀行、JA三井リース、千葉銀行、常陽銀行
(藤原秀行)



