未来のエネルギー技術や最先端の軽量複合材料も
エアバスは11月18日、韓国で研究開発拠点「エアバス・テックハブ」を設立すると発表した。
韓国の研究開発の中心地、テジョン(大田)で共同研究と革新技術の開発を専門に手掛ける。エアバスは戦略的技術パートナーとして韓国との関係を強化する。

(エアバス提供)
エアバス・テックハブは韓国の産業上の強みを活かした主要研究分野として、未来のエネルギー技術、最先端の軽量複合材料、次世代の防衛・宇宙技術に焦点を当てる。
具体的には通信信号の送受信に使われる宇宙用チップアンテナ技術の開発を想定。電動化に必要な、電磁干渉を抑制するアクティブフィルタリング技術も開発を目指す。
韓国のエアバス・テックハブは、日本、オランダ、シンガポールに続く4番目のエアバス研究開発拠点。業界リーダーや学術機関、政府機関、スタートアップと協力し、航空宇宙分野における技術革新の可能性を追求する。
(藤原秀行)




