氏名や住所、メールアドレスなど
アサヒグループホールディングス(GHD)は11月27日、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を受けて基幹システムに障害が発生し、酒類や飲料、加工食品の出荷が混乱している問題について、顧客やグループ従業員の個人情報が計191万4000件漏洩した可能性があると発表した。
アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品の主要3社のお客様相談室に問い合わせをした人、従業員とその家族の氏名や住所、メールアドレスなどが流出したり、流出した恐れがあったりするという。
アサヒGHDは同日、勝木敦志社長ら経営陣がサイバー攻撃を受けて以降、初めて記者会見し、情報流出の経緯などを説明、謝罪した。
(藤原秀行)



