遊休スペースを有効活用、駐機と整備をワンストップで提供
ANA(全日本空輸)グループで不動産事業を展開するANAファシリティーズと航空機整備や内装品製造を展開するジャムコは12月16日、仙台空港でビジネスジェット格納庫事業を始めると発表した。

日本国内で格納庫が不足している中、ANAファシリティーズの不動産マネジメント業とジャムコの航空機整備事業を掛け合わせ、駐機と整備のワンストップサービスを提供、ビジネスジェットユーザーらの活動拠点の選択肢を広げ、機体運用の効率を最大化する。
ジャムコが航空機整備拠点として仙台空港内(宮城県岩沼市)に保有する格納庫で、ANAファシリティーズが格納庫の管理・運用を担当し、整備スケジュールの都合などで生じる格納庫内の遊休スペースを、主にビジネスジェット運航会社やビジネスジェットのオーナーに提供することを想定している。
完全屋内となる格納庫内の駐機に加え、格納庫前面の屋外駐機スペースの利用も受け付ける。1日単位から1カ月単位の長期利用まで幅広く対応する。
| 施設名称 | 仙台空港 格納庫 |
| 所在 | 宮城県岩沼市 |
| 施設利用面積 | 約 600㎡ (約181.5坪) |
| 間口 | 縦(高さ) 10m・横(幅) 60m |
| 構造 | 鉄骨造 |
| 用途 | ビジネスジェットの駐機、整備など |


(藤原秀行)※いずれもANAファシリティーズとジャムコ提供









