井本商運グループとシンガポールのサムデラ、日本で海運事業の合弁会社設立発表

井本商運グループとシンガポールのサムデラ、日本で海運事業の合弁会社設立発表

26年上半期の営業開始予定

井本商運は12月17日、シンガポールの海運・物流大手サムデラシッピングラインの日本法人サムデラジャパンが井本商運グループの井本船舶と合弁で、日本国内の海運事業に特化した新会社「ブルーオーシャンシッピング」を設立すると発表した。

サムデラが培ってきた地域海運の豊富な経験と、日本の内航コンテナ船による国際フィーダーオペレーターとして蓄積してきた井本商運グループの高度な専門性を組み合わせ、より信頼性の高い海運サービスを提供する。



新会社は神戸市に本社を置き、2026年上半期の営業開始を目指す。サムデラジャパンが51%、井本船舶が49%をそれぞれ出資する。資本金の額は開示していない。

初期船隊として井本商運グループからコンテナ船2隻を取得、事業を始める予定。日本の沿岸および地域海運サービスにおける成長機会を的確に捉えるため、慎重かつ計画的に船隊を拡充していく方針という。

(藤原秀行)

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