CBcloud、ソフトバンクや佐川など4社から総額12億3900万円の資金調達完了

CBcloud、ソフトバンクや佐川など4社から総額12億3900万円の資金調達完了

日本郵政キャピタルとCREも参画、人材獲得や新サービス開発などに充当

トラックと軽貨物のマッチングサービス「PickGo」などを手掛けるスタートアップ企業のCBcloud(東京)は8月8日、ソフトバンクと佐川急便、日本郵政キャピタル、シーアールイー(CRE)の4社から総額12億3900万円の資金調達を8月1日付で完了したと発表した。

4社向けに第三者割当増資を実施した。調達資金は人材獲得や新サービスの開発などに充てる。

東京都内で記者会見したCBcloudの松本隆一代表取締役CEO(最高経営責任者)は「将来は運送現場で行われている作業の全てをIT化し、一般貨物の運送現場支援に取り組んでいきたい」との狙いを強調した。


会見で資金調達完了を説明する松本代表取締役

CBcloudの資金調達額は2016年9月以降の累計で約18億9000万円に達した。CBcloudとソフトバンクは6月からインターネットスーパーの宅配事業で連携。日本郵政グループともタッグを組んで次世代の宅配システム確立を進める計画だ。今回の調達資金で一連の事業規模拡大を着実に進めていきたい考えだ。

(藤原秀行)

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