総合物流サービス提供目指す
JR貨物は8月8日、東京・品川の東京貨物ターミナル駅で開発している同社初のマルチテナント型物流施設「東京レールゲートWEST」に関し、グループで倉庫事業を手掛けている日本運輸倉庫(東京)と建物賃貸借の予約契約を結んだと発表した。
同施設は地上7階建て(倉庫は2~6階)、賃貸借面積は4万3291平方メートルを計画しており、2020年2月の完成を見込む。
JR貨物は「日本運輸倉庫が入居することで、倉庫床の不動産賃貸だけでなく、東京レールゲートと鉄道コンテナ輸送を組み合わせたJR貨物グループ一丸となった総合物流サービスの提案が可能になる」と強調している。
同駅で併せて開発計画を進めている「東京レールゲート EAST」(賃貸面積約13万7000平方メートル、22年8月完成予定)と合わせて2棟で東京湾岸エリア最大級の物流施設とする予定だ。
「東京レールゲートWEST」の完成イメージ(JR貨物資料より引用)