増収と利益率向上の「均整取れた成長」追求
SBSホールディングス(HD)は2月13日、2026~30年度の5年間を対象とする新たな中期経営計画「Harmonized Growth 2030」(ハーモナイズド・グロース2030)を公表した。
積極的なM&Aなどが奏功して連結売上高が20~25年度で2倍近くに伸びた一方、主力の物流事業の営業利益率は2%台にとどまっていることを考慮。売り上げ増加と利益率向上を並行させるHarmonized Growth(均整の取れた成長)を追求することをテーマに掲げている。
3PLと国際物流、EC物流を成長させるとともに、自社開発倉庫を有効活用する不動産事業に注力。国内外でM&Aを継続させる。同時に、構造改革を継続し、利益率を高めていくことを念頭に置いている。
具体的な目標として、連結売上高を25年度(25年12月期)実績の4903億円から約4割増の7000億円、営業利益を212億円から約8割増の380億円、物流事業の営業利益率を2.6%から4.5%までそれぞれ引き上げることを掲げている。ROE(自己資本利益率)は12.7%から14.1%まで伸ばすことを目指す。
売上高7000億円のうち、オーガニック(自律的)成長で6400億円を達成し、このうち物流事業で5768億円を確保することを想定。内訳はSBS東芝ロジグループが1400億円、SBSネクサードグループ(旧SBSリコーロジスティクスグループ)が1232億円、SBSロジコムグループが930億円などと見積もっている。
セグメント別では3PL事業が3996億円、国際物流事業が897億円、EC物流事業が791億円とはじいている。
(藤原秀行)











