複雑化する該非判定・取引審査業務が対象、業界標準サービスの構築目指す
AI開発を手掛けるHEROZ(ヒーローズ、東京都港区芝)と関西を地盤とする物流事業者のKSAインターナショナル(京都市)は4月6日、AI技術を活用した安全保障貿易管理業務(該非判定・取引審査)の高度化・効率化を目指すプロジェクトを開始したと発表した。
HEROZの最新AI技術と、KSAインターナショナルが創業以来80年近くにわたって培ってきた貿易・通関業務のノウハウを組み合わせ、多くの企業が抱える輸出管理業務の課題解決に取り組む。
経済産業省の調査では、外為法違反事例の約7割が該非判定のミスに起因しており、企業にとって看過できないリスクになっている。
そうした状況を踏まえ、両社の強みを活かし、AIと人的チェックを組み合わせた業界初の輸出管理支援サービスの実現を目指す。
AIが仕様書の読み取りや判定根拠の提示を自動化することで、これまで熟練担当者に依存していた業務を標準化し、判定ミスのリスク低減と業務効率の向上を同時に実現することを狙っている。
(藤原秀行)












