データ分析によるリードタイム可視化で欠品低減も
Shippioは4月7日、欧州の冷凍パン・スイーツの輸入卸を手掛けるアナナスジャパン(東京都渋谷区神宮前)が、Shippio Platformのサービス(貨物輸送手配オペレーション+クラウド「Shippio Forwarding」、貿易管理クラウド「Shippio Cargo」)を導入したと発表した。

アナナスジャパンは冷凍パンやスイーツを国内のホテル・レストランに収めている。ビジネスが急拡大する中、貿易実務は前任者以外には詳細が分からないほど属人化していた。
スプレッドシートや複数のデジタルツールを組み合わせた内製システムで標準化を試みたものの、手動更新によるリアルタイム性の欠如やビジネス拡大に伴うシステム負荷の増大という新たな壁に直面。
正確なリードタイムが把握できないことで年に数回の在庫切れが発生し、欠品時のおわび対応や追加送料といったコストに加え、ブランドイメージの毀損も懸念となっていた。
こうした状況を踏まえ、Shippioのサービスで貿易関係の業務効率化と欠品回避など本業のサービスレベル向上を図ることにした。

アナナスジャパンの商品
Shippio上に蓄積した信頼性の高い実績データ分析で、現地サプライヤーの長期休暇や季節要因を加味した正確なリードタイム分析が可能になり、余裕を持った輸送計画が策定できるようになった結果、以前は避けられなかった欠品が低減したという。
さらに、AIインボイス照合機能を活用し、メーカーごとに異なる書類フォーマットの確認作業を自動化・標準化。作業時間の最大50%削減に加え、担当者の心理的負担も大幅に軽減できたという。
案件単位で全ての書類や進捗をShippio Platformへ集約し、社内メンバー・社外へのゲストアカウント発行により情報共有・連絡・管理をShippio Platformに一元化。社内外を巻き込んだ能動的な連携体制を構築した。
蓄積した輸送日数や費用のデータを基に、各物流事業者のパフォーマンスを客観的に分析し、物流網の継続的な見直しを実現している。


(藤原秀行)※いずれもShippio提供












