複数港湾で実施可能に
西部ガスは4月7日、商船三井テクノトレードと連携し、4月3日に長崎港で入港中のザ・リッツ・カールトン ヨットコレクションが運航する国際クルーズ客船「Luminara号」(ルミナラ)に対し、Truck to Ship方式(ローリー車などと船をホースでつなぎ燃料を供給する方法)でLNG(液化天然ガス)バンカリング(燃料供給)サービスを提供したと発表した。
西部ガスは、同方式を用いて外国籍のクルーズ客船へLNGバンカリングを実施するのは、国内で初めてと説明している。
今回のLNGバンカリングで西部ガスはLNGの調達とバンカリング作業全体の統括を、商船三井テクノトレードは燃料販売に関する商流面の対応をそれぞれ担当した。
西部ガスはこれまで、北部九州の主要港で国内クルーズ船をはじめとするさまざまな船舶に対してLNGバンカリングを実施してきた。国際的な環境規制の強化などを受け、LNGを燃料とする国際クルーズ船は今後も増加することが見込まれる。
そこでTruck to Ship方式による柔軟な供給体制を構築、国際クルーズ船への対応を可能にした。
国際クルーズ船は寄港地や燃料補給地を世界規模で選定しており、今回の取り組みは単なる1カ所の港での燃料供給にとどまらず、西部ガスのLNGバンカリング体制が複数の港湾で国際クルーズ船への対応できることを示したと評価。今後拡大が見込まれるLNGバンカリング需要の取り込みにも資すると期待している。


Luminara号へLNGを供給している様子

北部九州主要港における西部ガスのTruck to Ship方式でのLNGバンカリング実績
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用












