JALグループと成城石井などが連携、沖縄産まぐろを一度も冷凍せず「生」で店頭販売

JALグループと成城石井などが連携、沖縄産まぐろを一度も冷凍せず「生」で店頭販売

氷使わない保冷機能付きコンテナ活用、輸送重量を大幅削減しコスト抑制

成城石井は4月10日、鮮魚作業場を備えている一部店舗で、一度も冷凍しない沖縄県産の“生”まぐろの本格販売を同日開始したと発表した。

成城石井と沖縄県の坂下水産、JALグループ3社(日本航空、JAL JTAセールス、JALUX)が連携し、産地直送を実現させた。



水揚げから一度も冷凍せず、JALグループが航空輸送を担い、沖縄でパック包装してから24時間以内に首都圏の成城石井の一部店舗で販売。 “生”ならではのもっちり食感と凝縮した旨みを、鮮度が良くおいしい頃合いで店頭に並べられるようにしている。

一般消費者向けに流通することが多い冷凍まぐろは、解凍時に発生するドリップ(水分)で旨み成分が流出してしまうが、“生”のまぐろは特有の食感を維持できている。


沖縄県の漁港で水揚げ・市場に並べられる“生”まぐろ

天然の“生”のまぐろは、沖縄県で水揚げされたものの中から、坂下水産が目利きで鮮度の良い個体を買い付け、どの期間に誰がどこで漁獲したかを確認。さらに、本来であればまぐろは仕入れて解体するまで個体の良し悪しが分からないところ、同社の自社加工場で現地加工。職人の熟練の技により、まぐろに包丁を入れる際に鮮度や品質のクオリティを見極め、口当たりが良く濃厚な旨みを感じられる部分だけを残しながら「柵」や「ぶつ切り」といった状態までの加工を現地で施しているという。

沖縄で加工する際に頭や尻尾などの余計な部分を切り落としているため、輸送するまぐろは一本丸ごとと比較して約35%の重量に抑えることができるほか、JALグループが持つ氷を使わない保冷機能付きコンテナを用いることで、輸送重量を大幅に削減。余計な物流コストを抑えることにより、沖縄県産の“生”まぐろをスピーディーに、かつリーズナブルに首都圏の消費者へ届けられるようにしている。


売場で掲示するポスター・POP




一部の商品には「空からお届け」ロゴを貼付

(藤原秀行)※画像は成城石井提供・全てイメージ

経営/業界動向カテゴリの最新記事