ヤマト運輸は9月18日、働き方改革の一環として、新たに「労働日数・時間選択制度」を始めたと発表した。
育児に携わるなど一定の条件を満たす社員を対象に、以前から進めている勤務形態多様化をさらに推進。1日の労働時間を7時間としたり、週当たりの労働日数を4日もしくは3日に設定したりできるようにし、より勤務しやすい環境を整備する。
対象は在籍1年以上のフルタイム社員で、育児のほか、家族らの介護を担っていたり、50歳以上だったりすることが条件。1日の労働時間は従来4、5、6、8時間の4パターンの中から選択できたが、今後は新たに7時間の選択肢をチョイスできる。
年間労働時間も、通常勤務(248日)に加え、週4日による208日、週3日による156日も選べるようになった。
(藤原秀行)