商船三井ロジスティクス、フィリピン現法が完成車向け物流サービス開始

商船三井ロジスティクス、フィリピン現法が完成車向け物流サービス開始

専用施設で納車前点検実施

商船三井ロジスティクスは9月3日、フィリピンの現地法人が同国のバダンガス港に完成車向けの専用施設を開設し、大手自動車メーカーの完成車に関わる納車前点検(Pre-Delivery Inspection=PDI)サービスの取り扱いを始めたと発表した。

新設したPDIセンターは総面積が約1万5000平方メートル。完成車の水漏れテスト、軽微な修理や塗装、洗車などを含めた高品質なPDIサービスを、輸入通関や一時保管サービスと合わせて提供する。

フィリピンは経済成長が続き、自動車普及がさらに進むと見込まれているため、自動車回りの物流需要を着実につかんでいきたい考え。


PDIセンターの外観と内部(商船三井ロジスティクスプレスリリースより引用)
(藤原秀行)

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