【独自取材】物流施設のパート・アルバイト内定者と家族を大規模バーベキューに招待

【独自取材】物流施設のパート・アルバイト内定者と家族を大規模バーベキューに招待

OOCLロジスティクス(ジャパン)とビジネスストラテジーが定着促進へ連携

香港を拠点とする海運大手OOCLのグループ企業で物流事業を手掛けるOOCLロジスティクスの日本法人、OOCLロジスティクス(ジャパン)は8月24日、茨城県つくばみらい市でこのほど完成した物流拠点「OOCLロジスティクス新守谷」で、新たな試みとして、パート・アルバイトの内定者とその家族ら約100人を対象とした大規模なバーベキュー大会を開催した。

本格的に拠点で働き始める直前のタイミングで同社として歓迎している意向を明確に示し、働きやすい環境を整備して定着につなげるのが狙いだ。内定者らには無料で料理が振る舞われたほか、ゲームを行って賞品をプレゼントするなど、和気あいあいとした雰囲気を醸し出し、同僚となる参加者同士が楽しく意思疎通できるよう努めた。


ラサール不動産投資顧問が開発した「OOCLロジスティクス新守谷」※クリックで拡大


お互いが持つ色紙にサインし合って親睦を図るゲームを開催

今回のバーベキュー大会は、動画広告などを手掛けるスタートアップ企業で、今年5月からOOCLロジスティクス(ジャパン)の採用活動に関するコンサルティングを担っているビジネスストラテジー(東京)が協力した。同社が動画広告で培ったノウハウを生かし、映像で実際の庫内作業の模様を詳しく紹介するなど、やる気のある人が応募しやすくなるような仕組みを導入。

新センターの要員として2カ月間で200人の応募者獲得を目指していたが、ふたを開けてみれば1カ月半で500人を超える応募が殺到し、十分に働き手を集めることができたという。

ただ、採用活動がピークを迎えた7月から、本格的に新拠点で働き始める9月までどうしてもブランクが空くことから、アルバイト内定者が求人に応募したころの熱意が冷めてしまいかねないと懸念。OOCLロジスティクス(ジャパン)とビジネスストラテジーが連携し、ユニークなイベント開催にこぎ着けた。



リラックスして料理を楽しむ人たち

地域社会重視の姿勢もアピール

当日は来場者向けに新拠点の駐車場を開放したほか、最寄り駅から新拠点まで送迎バスを走らせるなど、入念なサポートを展開。スイカ割り大会なども開催し、家族と一緒に楽しめるよう配慮した。

OOCLロジスティクス(ジャパン)の樫山峰久日本統括COO(最高執行責任者)は「これまでにも物流施設でイベントを行ったことはあったが、内定された方々らを対象に大規模なバーベキュー大会を開くのは初めて。非常に和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいただけた。当社が地域社会の皆さんの存在を重視しているという姿勢も今回のイベントを通じてアピールしたかった」と満足した様子。

自らも大手小売業で採用業務に当たった経験を持つビジネスストラテジーの上田一輝社長は「物流業界では離職を防ごうと賃金アップや正社員化を進める動きが見られ、そのこと自体は重要だとは思うが、それ以外の部分で訴求するポイントがない。働く方々に楽しくて良い会社だな、働き続けたいなと思っていただける環境づくりが定着促進を図る上で極めて大切」と指摘。定期的にスタッフ間の交流を促進するイベントを開催するなど、地道に取り組むことが意識の変革につながると強調した。


樫山氏(左)と上田氏※クリックで拡大

(藤原秀行)

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