日本通運、和歌山で危険物倉庫2棟備えた新物流拠点が完成

日本通運、和歌山で危険物倉庫2棟備えた新物流拠点が完成

国際拠点港湾地区に位置

日本通運は9月6日、和歌山市の雑賀崎工業団地内で新たな拠点「雑賀崎ロジスティクスセンター」が完成、同2日に完成記念式典を開いたと発表した。

倉庫棟は地上2階建て、延べ床面積は1万8432平方メートル(ひさし部分が2304平方メートル)で、一部に低温設備を導入。併せて、900平方メートルの平屋建て危険物倉庫を2棟備えており、定温と常温の両方に対応できる。

今年3月に開通した阪和道和歌山南スマートICまで約9キロメートル。国際拠点港湾に指定されている和歌山下津港本港区に位置し、国際貨物の物流拠点としても運営可能。

同社は「新倉庫で商品保管を中心に、流通加工・共同配送など顧客ニーズに応え、和歌山の物流の中核拠点として業容拡大に取り組む」と説明している。


新倉庫の外観


2棟の危険物倉庫(いずれも日本通運プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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