【災害】各トラック協会が続々と自治体に支援物資輸送

【災害】各トラック協会が続々と自治体に支援物資輸送

中央防災基地にカップめん2万食も

台風19号が各地に残した爪痕の深刻さが浮き彫りになる中、各地のトラック協会が自治体との輸送協定に基づき、続々と支援物資の輸送を実施している。

国土交通省によれば、10月14日にはプッシュ型の支援物資輸送の一環として、中央防災基地に対し、カップめん約2万食を、2トン車3台で運んだ。

併せて、10月9~14日の間、東京や千葉、茨城、長野、新潟の各都県のトラック協会が自治体との協定に沿って、役所などに食料や飲料水、投光器、発電機、ブルーシート、毛布といった物資を運搬した。

物流に関しては、15日の朝時点で、宅配4事業者の集配遅延などが全国的に続いているほか、路線事業者2社も依然20都府県で集配遅延や見合わせを強いられている。

高速道路は15日朝現在、中央道の八王子JCT~大月ICなど5路線の5区間で、法面の崩落や土砂流入などのために通行止めが続いている。中日本高速道路(NEXCO中日本)によれば、中央道の復旧には1週間程度かかる見込み。また、圏央道の高尾山IC(内外)、八王子西IC(外)で料金所が閉鎖されている。

(藤原秀行)

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