オフィス以外でも自由にやり取り可能に
パナソニックは11月8日、複数の遠隔地をつないで会議が可能なビデオ会議システム「HD映像コミュニケーションシステム」(HDコム)に関し、さまざまなウェブ会議サービスと連携できる機能を持つ「Webハイブリッドモード拡張ゲートウェイボックス」を同14日に発売すると発表した。
HDコムとゲートウェイを接続することで、双方の利用者間で映像や音声をやり取りできるようになるのが特徴。スカイプやチームズ、ズームなど原則として全てのウェブ会議サービスが利用できるとみている。ゲートウェイの市場価格は1台当たり40万円程度を見込む。2年間で2600台の販売を目指す。
HDコムは本体機器だけで最大24地点の同時会議が可能。高精細な画像で参加者が同時に話しても明瞭に聞こえる上、映像の乱れや音声の途切れも抑えられるという。
働き方改革が重視されている現状を踏まえ、オフィス以外でも自由に会議できるウェブ会議サービスとやり取りできるようにし、より利便性を高める。
「Webハイブリッドモード拡張ゲートウェイボックス」(パナソニック提供)
ビデオ会議システムとウェブ会議サービスを接続したイメージ画面
(藤原秀行)