箱潰れや外箱破損の返品、季節商品の滞留品を流動化へ
インターネット関連サービスを展開しているオークファンは11月26日、傘下で企業の不動在庫再流通支援事業「ReValue(リバリュー)」を手掛けるSynaBiz(シナビズ、東京)が、クルーズの物流子会社CROOZ LOGISTICS(東京)と今月末付で戦略的業務提携を締結することで合意したと発表した。
CROOZ LOGISTICSの協力物流会社が構える倉庫内に滞留している箱潰れや外箱破損による返品、季節商品の滞留品などの不動在庫をSynaBizが再流動化し、同事業の拡大を図る。
併せて、SynaBizが運営しているメーカーや卸売業者と小売り事業者らを仲介する専用モール「NETSEA(ネッシー)」に関連し、CROOZ LOGISTICSの協力物流倉庫を活用した独自のフルフィルメントサービス開発を目指す。
さらに、ネッシーを利用している卸売業者らにCROOZ LOGISTICSの倉庫・物流サービスを紹介したり、CROOZ LOGISTICSの既存顧客にネッシー活用を働き掛けたりして、両社間の相互送客を促進したい考え。
在庫再流通支援での提携イメージ※クリックで拡大
「ネッシー」での提携イメージ※クリックで拡大(いずれもオークファン提供)
(藤原秀行)