日本品質武器にASEANで需要獲得目指す
東証1部上場で店舗の企画・設計を手掛けるラックランドは9月26日、タイ現地法人が同国最大級の冷凍・冷蔵倉庫に関する設計・施工(防熱工事)を受注したと発表した。日系ゼネコンの協力会社としてプロジェクトに参加している。
倉庫はバンコク市街地から1時間程度のバンナトラッドに位置し、2万5千平方メートル。2019年8月の完成を見込む。
同社は海外の基幹事業としてエンジニアリング分野の拡大に注力しており、日系ゼネコンの協力を仰ぎながら日本品質で省エネ性能にも優れた倉庫開発の案件をASEANで着実に獲得したい考えだ。
(藤原秀行)
タイで建設中の大型冷凍・冷蔵倉庫の完成イメージ(ラックランド提供)