ドライブレコーダー動画基に運転特性や改善点をリポート
ディー・エヌ・エー(DeNA)とリサーチアンドソリューション(R&S、福岡市)は12月20日、AI(人工知能)を活用した交通事故削減支援サービスの提供に関する業務提携契約を締結したと発表した。
DeNAは2019年、AIとIoT(モノのインターネット)技術を駆使した商用車向け交通事故削減サービス「DRIVE CHART(ドライブチャート)」を開始。一方、R&Sは13年からドライブレコーダーを用いた事故削減・安全運転分析支援サービス「車録(シャーロック)」を手掛けている。
ドライブチャートとシャーロックのシステムを連携させ、新たなサービス「車録 Pro(シャーロック プロ)」を共同開発した。ドライブレコーダーの動画データを基に、専門の分析官がドライバーごとの運転特性や改善すべきポイントをまとめたリポートを作成。指摘したポイントの改善度合いを定期的にチェックしたり、効果的な安全運転教育ツールを提供したりすることも想定している。
併せて、座学の安全教育やドライバーらの上長との面談といったコンテンツの拡充も検討する。
新サービスのロゴ(両社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)