20年中めど、安定稼働案件をポートフォリオに
日本GLPは12月20日、先進的な物流施設を対象としたオープンエンド型私募ファンド「GLP Japan Income Fund(JIF)」創設の検討を開始したと発表した。2020年中をめどに結論を出す。
JIFは既に安定稼働している国内の物流施設をポートフォリオとする方向。
日本GLPは18年、やはり日本の物流施設を投資対象に設定したファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズⅢ」の組成を発表しており、投資総額が最大約56億ドル(6250億円)に上る見込み。低金利が世界的に続く中、中長期的に安定した収益を上げられる先進的物流施設の投資価値は高いとみて、積極的な投資を継続する。
(藤原秀行)