パレット活用や高速道利用など7項目選択
DICは12月20日、政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動に賛同すると発表した。運動の事務局へ自主行動宣言を提出した。
宣言では取り組む項目として、「物流の改善提案と協力」「パレット等の活用」「高速道路の活用」「船舶や鉄道へのモーダルシフト」「運送契約の書面化の推進」「契約の相手方を選択する際の法令順守状況の考慮」「異常気象時等の運行の中止・中断等」の計7項目を選択している。
同社は「化学製品の物流業務は危険物、毒劇物の取り扱いなど特に専門知識や技能が求められることから、トラック運転者の人材不足はより深刻になっている。当社はこれまでも、物流事業者と連携し物流効率化やモーダルシフトに努めてきたことから、本運動に賛同した」と説明している。
(藤原秀行)