30年までにラストワンマイルは全て電気自動車へ置き換え
アスクルは1月22日、三菱ふそうトラック・バス製のEV(電気自動車)小型トラック「eCanter(eキャンター)」をEC業界で初めて導入したと発表した。同日、物流子会社のASKUL LOGIST(アスクルロジスト)が運用を開始した。
アスクルは商品配送のラストワンマイルを担う車両を2030年までに全てEVへ置き換える目標を掲げており、今回の措置もその一環。当初は2台で運用をスタートし、順次台数を増やしていく計画だ。
eキャンターは車両総重量が7・5トン、航続距離は約100キロメートルを実現しており、日本国内では現在46台が稼働している。日米欧で計100万キロメートル超の走行実績を重ねている。
アスクルロジスト新木場物流センターで行われた納車式に参加した三菱ふそうトラック・バス傘下の丹野誠南関東・甲信ふそう社長(左)とASKUL LOGIST・江田修一社長(アスクル提供)
(藤原秀行)※eキャンターの写真もアスクル提供