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複数言語精通したロジスティクス専門人材の需要強まる

複数言語精通したロジスティクス専門人材の需要強まる

英系のロバート・ウォルターズ・ジャパンが採用・給与調査で指摘

英系人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパン(RWJ、東京)は1月27日、複数の言語に精通し、高度な知識や専門スキルを備えている人材の採用と給与水準の動向に関する産業・職種別の2020年版調査結果をまとめた。

19年は日本国内のホワイトカラー人材に関する採用の全体的な傾向として、グローバル化の進展で外資系企業に加え、事業を国際展開している日系企業でも英語に堪能なバイリンガルの人材への需要が高まっていると分析。職種別では品質管理や需要計画、倉庫管理といったロジスティクス専門人材を求める動きが強まっていると指摘した。

東京都内の本社で同日開いた記者向け説明会で、RWJのジェレミー・サンプソン社長はロジスティクス専門人材に関し、3PLなどを手掛ける物流事業者と荷主企業の双方で需要が拡大していると解説。「eコマースの成長でこうした傾向は今後さらに強まっていくのではないか」との見解を示した。


調査結果を説明するサンプション社長

調査は日系や外資系グローバル企業の日本における採用活動の状況などを踏まえ、独自に分析した。19年の動きとして、eコマース企業でデジタルやサプライチェーン関連の人材採用が増えたと解説。サプライチェーン関連分野の括りで見た場合、人材需要の上位3職種は品質管理・保証マネジャー、プランナー(需要計画)、倉庫管理マネジャーになると説明した。

現在同分野で働いている人を対象とした意識調査では、74%が「転職機会に自信がある」、59%が「12カ月以内に転職したい」と答えるなど、転職への意欲が高いことを示唆。89%は転職活動中でなくても仕事の紹介があれば関心を持つと回答した。

20年の東京における正社員の年俸水準は、
・SCMディレクター               1500万~3000万円
・サプライチェーンマネジャー          1000万~1500万円
・サプライチェーンスタッフ           500万~850万円
・オペレーションディレクター          1500万~2500万円
・EHS(環境・労働安全衛生)ディレクター     1500万~2100万円
・購買ディレクター               1500万~2600万円
・購買・調達マネジャー             900万~1400万円
・工場マネジャー                1500万~3000万円
・ロジスティクスマネジャー           900万~1450万円
・ロジスティクススタッフ            450万~700万円
・倉庫管理マネジャー              850万~1100万円
――などと予想している。

(藤原秀行)

調査結果のダウンロードはコチラから

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