良品計画、高速バスで都内へ農産物輸送の実証実験

良品計画、高速バスで都内へ農産物輸送の実証実験

千葉・鴨川から銀座の「無印」店舗に、3月末まで実施

良品計画は2月17日、高速バスの空きスペースに農産物を搭載、輸送する「貨客混載」の実証実験を同日から3月末まで実施すると発表した。

高速バスで貨客混載、初の総合化計画認定

千葉県鴨川市で収穫されたレモンやレンコンなどを、日東交通(千葉県木更津市)が千葉・安房鴨川~東京間で走らせている高速バス「アクシー号」のトランクに搭載、東京・銀座の「無印良品 銀座」で販売する。

良品計画は千葉の総合交流ターミナル「里のMUJIみんなのみの里」の管理を受託するなど、地域経済活性化に努めている。貨客混載で輸送コストを抑えて農家の負担を軽減するとともに、農産品振興にも寄与したい考え。高速バスの利用効率アップも図る。


農産物を搭載する高速バス(無印良品プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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