ASEAN内で事業拡大目指す
三菱商事ロジスティクスは3月3日、ノルウェーに本拠を置く自動車船・RORO船運行大手ワレニウス・ウィルヘルムセングループで物流事業を手掛けるワレニウス・ウィルヘルムセン・ソリューションズ(WWS)と、タイで完成車内陸物流を担う新会社「MCWロジスティクス・ソリューションズ」を折半出資で設立すると発表した。
三菱商事ロジとWWSが展開しているタイの同事業の一部を合弁会社に移管、統合する。合弁会社は3月中に立ち上げ、4月1日の営業開始を予定している。両社の経験とノウハウを活用し、タイを手始めに経済成長が続くASEANエリアで完成車の陸上輸送や配送、モータープール(ヤード)運営を拡大していきたい考え。
(藤原秀行)