広島県が女性ドライバー活躍促進へ独自キャンペーン

広島県が女性ドライバー活躍促進へ独自キャンペーン

「はこびなでしこ」特設サイト開設

 広島県は10月5日、女性のトラックドライバー活躍を促進するため、広島県トラック協会と連携し、独自のキャンペーン活動を始めると発表した。

 運輸業界で働く女性を「はこびなでしこ」と呼び、働きやすい職場環境の整備に努める事業者の取り組みなどを紹介する特設サイトを開設。就職面接会なども随時実施していく考え。

 特設サイトでは、国土交通省展開している「トラガール促進プロジェクト」も紹介しつつ、未経験者向けのトラックドライバー入門セミナーなどを案内。事業者のトップのコメントも掲載するなど、女性活躍の機運を高めるよう配慮している。

 トラガールではなく、はこびなでしことの名称を採用したのは、広島カープが熱狂的に愛される県内で、ライバルの阪神タイガースを連想させるような「トラ」のイメージを避けたかったのが真意のようだ。

(藤原秀行)


「はこびなでしこ」の特設サイト
https://hakobinadeshiko.com/index.html

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