国交省、緊急事態宣言の対象拡大受け特例措置
国土交通省は4月16日、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき発令している緊急事態宣言の対象地域を当初の7都府県から全国に拡大する方針を決めたのを受け、自動車の車検証の有効期間を伸長する特例措置を47都道府県全てで実施すると発表した。
既に7都府県に使用の本拠を置く車両に関し、5月31日までに満了となる場合は6月1日に延長、同日までに継続検査を受ければ引き続き使えるようにしている。
残る40道府県についても4月17日から5月31日までの間に満了となる車検証は6月1日まで有効期間とする。自動車損害賠償責任保険(共催)の契約も同日までを限度に猶予される。
(藤原秀行)