福島・白河郵便局の課長代理、郵便物とゆうメール約6000件を配達せず

福島・白河郵便局の課長代理、郵便物とゆうメール約6000件を配達せず

15年から自宅や自家用車に隠匿、日本郵便東北支社が郵便法違反容疑で告訴へ

日本郵便東北支社は5月1日、福島県白河市の「白河郵便局」に勤める40代男性の課長代理が、2015年から20年にかけ、配達すべき郵便物約2000通とゆうメール約4000個を自宅や自家用車に隠していたと発表した。

同支社によれば、当該の課長代理は主に郵便配達業務を担当。今年4月、同郵便局の幹部が課長代理の自家用車で大量の配達していない郵便物を見つけたことで発覚した。

同支社は「全容解明に向けて調査中だが、関係の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けすることとなり、深くおわび申し上げる。今後このような事案が発生しないよう、管内全社員に対する指導を徹底する」とコメント。課長代理を郵便法違反の疑いで告訴するとともに、未配達の郵便物とゆうメールは警察の捜査が終了次第、順次配達する。

(藤原秀行)

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