米エヌビディアと連携、部品運搬などロジスティクス効率化図る
BMWグループは5月13日、米半導体大手エヌビディアと連携し、完成車の生産拠点でAI(人工知能)を導入した物流ロボットの活用を拡大すると発表した。
BMWグループが独自に開発するロボットと、エヌビディアのAIなどに関する技術を組み合わせ、性能を向上。生産拠点内のロジスティクスの効率化を図る。
BMWグループは現在、5種類のロボットに取り組んでおり、部品を自律的に運搬するロボットやピッキングするロボットなどを現場に導入する計画。エヌビディアのロボット管理ソフトウエアなどを生かし、フォークリフトや台車、人間などの障害物をより迅速に回避するなどの機能向上を目指す。
生産拠点向けロボット(BMWグループ提供)
(藤原秀行)