厚労省が発表、ようやく全国に拡大
厚生労働省は5月21日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、国内の全世帯に向け1住所当たり布製マスク2枚を配布するとした対策の実施状況をホームページで更新した。
47都道府県のうち、既に始めている東京や神奈川、大阪、京都、兵庫など13都府県に加え、残る34県で5月23日から配布をスタートすると説明。マスクは日本郵便の全住所配布システムを通じ、各戸のポストに投函していく計画だ。厚労省は5月中の配送完了を目指している。
ただ、緊急事態宣言の発令対象が東京など4都道県に縮小するタイミングでようやく布製マスクが全国的に配布されることには、効果を疑問視する向きもある。
東京都内で配布された布製マスク
(藤原秀行)