TSUNAGUTE、納品伝票の電子受領を6月開始へ

TSUNAGUTE、納品伝票の電子受領を6月開始へ

関係者間でデータ共有、問い合わせ削減可能に

日本パレットレンタル(JPR)傘下で納品伝票電子化サービス「telesa-delivery(テレサデリバリー)」を手掛けるTSUNAGUTE(ツナグテ)は5月28日、新機能として「電子受領」を6月に始めると発表した。

荷物を受け渡す際、同サービスを通じて印刷した納品伝票に記載のQRコードをスマートフォンのアプリで読み取ると、伝票の受払を電子データとして保存・管理し、関係者間で共有できるようになる。

さらに、ペーパーロジックが手掛けている「paperlogic(ペーパーロジック)電子書庫」とAPI連携し、電子帳簿保存法に沿った納品伝票の管理が可能。関係者間で情報を共有するため、問い合わせの削減による業務効率化の効果が見込めるという。伝票を外部倉庫で保管するコストも大きく減らせる見通し。

今後はTSUNAGUTEが展開している入出荷予約システム「telesa-reserve(テレサリザーブ)」やJPRが提供しているウェブ物流機器管理システム「epalDD(イーパルディーディー)」と連携し、物流分野の業務効率化を加速させていきたい考え。


納品伝票電子化のイメージ※クリックで拡大


伝票電子化で保管スペースも大幅に節約(いずれもTSUNAGUTE提供)

(藤原秀行)

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