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苫小牧埠頭と新千歳空港運営会社、道産品の輸出迅速化へ連携協定締結

苫小牧埠頭と新千歳空港運営会社、道産品の輸出迅速化へ連携協定締結

道内最大級の温度管理型冷凍冷蔵庫を活用

苫小牧埠頭は6月1日、北海道苫小牧市の苫小牧港にこのほど完成した道内最大級の温度管理型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」の竣工式を同日行ったと発表した。

新倉庫は同社や日本政策投資銀行、日本通運、北海道空港、ホクレン農業協同組合連合会が共同出資したSPC(特定目的会社)の北海道クールロジスティクスプレイスが建設・所有し、苫小牧埠頭が運営を担う。総事業費は70億円。


新倉庫の外観(苫小牧埠頭プレスリリースより引用)

新倉庫は苫小牧国際コンテナターミナルに隣接し、地上5階建て(倉庫は4階層)、延べ床面積1万4738平方メートル。収容能力は2万200トンで、このうち冷蔵が7500トン、冷凍が7700トン、両方切り替え可能なエリアが5000トン。自動倉庫や移動ラック、自動温度制御技術などを導入する。生鮮食品の鮮度保持機能が非常に高いCA(空気成分調整)冷蔵庫と急速凍結庫を擁している。

食品の鮮度を維持しながら長期間保管できる多温度帯対応の物流拠点を苫小牧港に整備することで、食品出荷の平準化や食品加工産業の育成、道内産品の混載・共同物流推進、新千歳空港と連携した輸出入体制の強化を図る。高度な物流機能と食品加工機能を兼ね備えた「食産業基地モデル」として確立したい考え。

苫小牧埠頭は6月1日、新千歳空港を運営する北海道エアポートと「ダブルポート連携協定」を締結した。港湾と空港で連携し、海路と空路の双方で道産品を迅速に輸出できる体制の構築や事業戦略に関する意見交換と情報共有などを進める。

他にも、2019年からシンガポールなど向けに冷凍小口混載輸送事業を行っており、今後は新倉庫を軸としてさらに事業の拡大を目指す。

(藤原秀行)

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