「顧客輸送シェアリング」など7項目を明記
大友ロジスティクスサービス(旧大友運送、東京)は6月1日、政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動に賛同、事務局へ自主行動宣言を提出したと発表した。
宣言は取り組む項目として「物流の改善提案と協力」「物流システムや資機材の標準化」「運送契約の書面化の推進」「契約の相手方を選定する際の法令順守状況の考慮」「荷役作業時の安全対策」「顧客輸送シェアリングの取り組み」「労働環境の改善」の7つを設定。
具体策として、KPI(重要業績評価指標)を利用し、高積載率の維持と全国混載物流が可能な「シェアードミルクラン」を展開して顧客の物流改善に貢献することなどを打ち出している。
(藤原秀行)