大崎、東京・立川の三井不動産開発物流施設にセンター開設へ

大崎、東京・立川の三井不動産開発物流施設にセンター開設へ

神奈川・厚木でも東武デリバリーの倉庫に入居予定、3PLなど強化

総合物流の大崎(東京・大崎)は6月3日、新たな物流センターを2カ所で開設すると発表した。

東京・立川市で三井不動産が開発を手掛けた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)立川立飛」に入居、「立川物流センター」として今年7月に開設する予定。面積は9211平方メートルで、中重量物にも対応できるよう2・8トン天井クレーンを導入する。

JR立川駅や多摩都市モノレール立飛駅に近接し、中央道の国立府中ICから約6・5キロメートルに位置している。

また、神奈川県厚木市では東武デリバリーの倉庫を利用、4958平方メートルの「厚木物流センター」を今年11月に開設する計画。圏央道の圏央厚木ICから約1・5キロメートル、東名道の厚木ICから約11キロメートル。全フロアで空調を完備させ、精密機器や電子部品など温度調整管理が求められる製品も取り扱えるようにする。

同社のセンターは新規開設する2棟を含めるとトータルで38棟、総延べ床面積は約13万平方メートルに達する見込み。3PLや梱包・開梱、輸送、搬入設置・移転、流通加工・キッティングなど多様なサービスを強化していく構え。


「立川物流センター」が入居する物流施設


「厚木物流センター」が入居する物流施設(いずれも大崎プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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