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物流連の環境大賞、20年は路線便の「運び方改革」実現した西濃運輸を選定

物流連の環境大賞、20年は路線便の「運び方改革」実現した西濃運輸を選定

新型コロナで表彰式開催は見送り

日本物流団体連合会(物流連)は6月8日、物流部門の環境保全活動などで優れた功績を残した企業や団体に贈る「第21回物流環境大賞」の受賞者を発表した。今年の大賞には「特別積合せ貨物運送事業における路線便の『運び方改革』」の西濃運輸を選んだ。

同社は夜間の長距離路線便トラック輸送で負荷を減らすため、複数のモーダルシフト案件を実現。併せて、ダブル連結トラックの採用、大型ハイブリッドトラックの導入などを推進し、CO2排出量削減やドライバー省人化といった成果を挙げた点が高く評価された。

他の受賞者は以下の通り。なお、今年は新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、表彰式の開催を見送った。

【物流環境保全活動賞】(3件)

①北越コーポレーション、北越物流、日本紙運輸倉庫、エービー産業、JR貨物、センコー
「含水パルプ(DIP)の三重県→新潟県への輸送の空コンテナ(20フィート)回送を活用した鉄道モーダルシフト(私有20フィートコンテナのラウンドユース)」
②日本梱包運輸倉庫、東都積水、九州積水工業、オーシャントランス
「21メートルフルトレーラーと内航船利用による、長距離往復運送での環境対応および乗務員負荷低減」
③日本通運、TOYO TIRE、JR貨物
「モーダルシフトで安定的製品供給」

【物流環境啓蒙賞】(1件)

クリモトロジスティクス、日本通運、日本パレットプール、JR貨物、協同運輸
「『フォールドデッキ』導入×『エコライナー』利用の合わせ技で『物流改革を推進!』とさらなる改善でラウンドユース(往復荷)」

【物流環境負荷軽減技術開発賞】(3件)

①NEXT Logistics Japan、アサヒグループホールディングス、江崎グリコ、千代田運輸、トランコム、ユーネットトランス、日野自動車
「新たな幹線輸送スキームの事業化策」
②バンテック
「モバイルTMS(運行管理システム):スマートフォンAPPを活用し、“空気”を“運ばない”トラック輸送を実現」
③商船三井テクノトレード
「PBCF(プロペラポスキャップフィンズ)の開発による環境負荷低減寄与について」

【日本物流記者会賞】(1件)

ヤマト運輸
「日本初、宅配に特化した小型商用EVトラックの導入」

【物流環境特別賞】(9件)

①ニチレイロジグループ本社
「低温物流施設におけるフロン漏えい防止体制の構築および環境負荷軽減への取り組み」
②三井倉庫
「~持続可能な原材料調達物流を目指して~門前倉庫を活用し、原材料輸送を効率化」
③富士山の銘水、佐川急便、全国通運
「富士山の銘水モーダルシフト推進事業」
④積水化学工業、センコー
「住宅部材のハブ物流化とトレーラーシャーシによる海上モーダルシフトの取り組み」
⑤日立物流
「新型専用輸送コンテナ開発による再生資源廃棄物輸送の輸送効率向上への取り組み」
⑥コルテバ・アグリサイエンス、丸全昭和運輸、高崎通運、日本パレットプール、JR貨物
「パレット化による輸送の効率化および鉄道輸送によるモーダルシフトの実施」
⑦クレシア物流、静岡運送、川崎近海汽船
「内航RORO船活用による海上モーダルシフト」
⑧日本通運、日幸製菓
「冷凍コンテナ利用でチョコレートの鉄道輸送」
⑨鴻池運輸
「物流センター活用・集約化による空車走行解消によるCO2削減・効率化」

(藤原秀行)※写真はイメージ

各受賞内容の詳細はコチラから

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