ジャガイモなど農産物の鮮度保持
丸全昭和運輸は10月1日、北海道江別市内でエチレン貯蔵庫を完成・稼働させた。
グループ企業である丸全北海道運輸(札幌市)の普通倉庫を改修し、北海道産ジャガイモなど農産物用の貯蔵施設として運用する。
施設規模は延べ床面積334坪(1室)、鉄骨造平屋建て、有効階高6〜8メートル、坪当たり床荷重4トン。
冷凍機冷却設備、外気冷却設備、加湿設備、エチレン供給設備などの温度管理機能を備え、0〜10度までの温度帯に対応できる。
庫内にエチレンガスを供給し、濃度調整によってジャガイモの発芽や野菜の鮮度低下を抑制。貯蔵時の品質を保持することで農産物の安定供給に貢献していく。
(鳥羽俊一)
写真は丸全昭和運輸提供