空港運営などの経験生かし、離発着場運営を想定
オリックスは6月24日に開かれた「空の移動革命に向けた官民協議会」の第6回会合で、垂直の離発着が可能な「空飛ぶクルマ」の事業参入を検討していることを明らかにした。
同社が提出した資料によれば、これまでドローン(無人飛行機)を使った撮影サービスの展開や、関西国際空港の運営などを手掛けている経験を生かし、空飛ぶクルマの離発着場運営を事業化することを想定。実証実験の動きに合わせ、大阪で2025年に開催予定の万博を、事業化に向けた「マイルストーン」にすることも視野に入れていることを説明した。
(藤原秀行)