郵船ロジスティクス、地方空港活用したアジア向け輸送サービス

郵船ロジスティクス、地方空港活用したアジア向け輸送サービス

上海や香港など4カ所へ輸送可能、最短で工場出荷翌日に到着

 郵船ロジスティクスは10月23日、大都市圏以外の国内地方空港を活用してアジア向けに商品を輸送するサービスを始めたと発表した。

 荷物があるエリアの最寄り空港から羽田空港までは国内線で運んだ上で、同空港で輸出申告などの関連業務を済ませ、輸出するとの流れ。当初は中国の上海と香港、バンコク、シンガポールの各都市の空港を着地の対象としている。

 同社は新サービスを使うことにより、工場出荷から最短で翌日にはアジアの当該空港まで商品を届けられるとアピールしている。

 国内の発地となる対象空港はワイドボディー機が新千歳、広島、福岡など10カ所、ナローボディー機が小松、富山など5カ所。

(藤原秀行)

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