小型の「ゆうパケット」は48%増加、コロナで“巣ごもり需要”が押し上げか
日本郵便が6月29日発表した5月の郵便物・荷物の引受物数によると、荷物のうち「ゆうパック」は前年同月比29・1%増の9658万8000個となり、7カ月連続で前年実績を上回りプラスとなった。
4月(26・5%)に続いて大きな伸びとなった。小型荷物に特化した「ゆうパケット」に絞ると、48・0%増の4961万個に達した。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がり、“巣ごもり需要”としてインターネット通販の利用が急増したことが利用個数を押し上げたとみられる。
一方、ゆうメールは14・7%減の2億4258万個にとどまった。
(藤原秀行)