西村担当相、医療体制逼迫していないと指摘
西村康稔経済財政・再生担当相は7月5日、NHKのテレビ番組「日曜討論」に出演し、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることに関し、現時点では緊急事態宣言を再び発令する状況にないとの見解をあらためて示した。
西村氏は「現状は積極的に2次感染を防ぐためにPCR検査を戦略的に拡大しているので、感染者が増えている面がある。医療体制も逼迫しておらず、こういったことからすると、今の時点で緊急事態宣言を出すことは考えていない」と明言した。
また、「市中感染が広がっていないのか、このあたりは慎重に分析を進めていかないといけない」と指摘。同時に、現時点では市中感染が拡大していると認められないと専門家の見方を引用した。
(藤原秀行)