オリジナルそばを注文した人に配達、実用化の可能性検証
JR東日本傘下のベンチャーキャピタル、JR東日本スタートアップ(東京・高輪)は7月17日、自動運転技術開発などを手掛けるZMPと連携し、8月12~16日に無人デリバリーサービスの実証実験を東京都内で行うと発表した。
ZMPの宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」を投入し、JR山手線の高輪ゲートウェイ駅前の特設会場で7月14日から9月6日まで開かれているイベントで、JR東日本フーズが出店する「高輪SOBA二八」のオリジナルのそばを注文した人に届ける。決済は交通系のICカードで行う予定。トラブルに備え、現場でスタッフが常時監視する。
JR東日本スタートアップは「実証実験を通じて、無人での注文からデリバリーまでの実現可能性を検証し、将来的には高輪ゲートウェイの街での実用化、デリバリーの人手不足解消に向けて検討していく」と説明している。
「DeliRo」(ZMP提供)
「高輪SOBA二八」のオリジナルそばのイメージ(JR東日本スタートアップ提供)
(藤原秀行)