置き配バッグ「OKIPPA」のYperが予測、普及促進で自治体への紹介ページ開設
置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を手掛けるスタートアップ企業のYper(イーパー)は7月21日、OKIPPA用アプリで収集したデータを基に行った宅配荷物の再配達率の推移に関する予測結果を公表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い外出自粛が広がった影響で、再配達率は今年4月に6・4%と過去最低を記録。国土交通省の集計でも8・5%となっており、低下傾向を裏付けた。
しかし、外出自粛要請解除とともに再び上昇傾向となり、5月は6・7%、6月は8・2%、7月は同20日時点の速報で8・8%に達したとみている。同社は「このまま推移すると仮定した場合、8月にはコロナウイルス感染拡大前の10%程度まで再上昇する」との見方を示した。
同社は今後、OKIPPAの普及を促進し、再配達率上昇に歯止めを掛けるため、自治体向けにOKIPPA紹介のウェブサイトを7月21日に開設した。
(藤原秀行)