受注平準化を後押し、配達日は7日先まで可能に
イトーヨーカ堂は7月28日、国内116店舗で実施しているインターネットスーパーのサービス内容を同29日から大幅に刷新すると発表した。
従来はウェブサイトで商品を選択した後に配達便を選ぶ流れだったが、今後は配達便を選択した後に商品をチョイスする仕組みに変更。希望する日時に商品を確実に受け取ることができるよう先に配送スケジュールを押さえられるようにする。
併せて、配達指定可能な日数は旧来の「注文日の2日後まで」から、首都圏中心の59店舗については「注文日の7日後まで」に変える。より計画的な購入を後押しするのが狙い。
さらに、同じく首都圏中心の57店舗は、配送料に需給を反映した変動制(ダイナミックプライシング)を採用し、これまでの税込み330円を当初は税込み220~330円に設定、注文の平準化を図る。
他にも、過去の注文履歴を基に購入頻度が高い商品を自動登録し、すぐに選択できるようにしたり、対象店舗のうち好きなところで商品を受け取れるようにしたりする。
(藤原秀行)