ドローンとAGV活用、12月開始予定
ブルーイノベーションは9月18日、ドイツのスタートアップ企業doks. innovationと業務提携し、倉庫内の完全自動棚卸サービスを今年12月に始めると発表した。
doksが手掛けている、ドローン(無人飛行機)とAGV(自動搬送ロボット)をワイヤーでつないだシステム「inventAIRy XL」と、ブルーイノベーションが運営している複数のロボットやドローンなどを遠隔操作できるシステムを組み合わせる。人手不足に悩む物流現場の作業効率化を青通しできると見込む。
設定した時間になるとdoks製のシステムが自動的に起動し、在庫確認の対象となる棚がある通路へ移動。ドローンが離陸し、カメラで商品のバーコードを読み取る仕組みだ。スキャンしたデータを基に専用のソフトウエアで在庫を確認。WMS(倉庫管理システム)へのデータ提供にも対応している。1回の充電で5時間の稼働が可能という。
「inventAIRy XL」(ブルーイノベーションプレスリリースより引用)
(藤原秀行)