和歌山県とENEOS、花王、サントリーHDが廃食用油から環境負荷低い航空燃料SAFの製造など目指す

和歌山県とENEOS、花王、サントリーHDが廃食用油から環境負荷低い航空燃料SAFの製造など目指す

「循環経済」実現へ連携、バイオペットボトルなども想定

和歌山県とENEOS、花王、サントリーホールディングス(HD)の4社は1月10日、「和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定」を締結したと発表した。

和歌山県は昨年10月、さまざまな資源の再利用を促進する循環経済(サーキュラーエコノミー)を実現するための「わかやま資源自律経済ビジョン」を策定。3社は同ビジョンの取りまとめに参加している。

今後、一般家庭から出る廃食用油を回収し、環境負荷が低く持続可能な航空燃料SAFの製造を目指す。併せて、ENEOSがサントリーと組み、SAFの連産品のバイオナフサを活用したバイオペットボトル製造なども検討する。


協定に調印した4者の代表(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事