専門家が確認、国内59事例目
環境省は9月30日、横浜港の本牧ふ頭で見つかったアリ数百個体に関し、強い毒を持ち刺されるとやけどのような激しい痛みに襲われ、アレルギー反応で死に至ることもある南米原産の特定外来生物「ヒアリ」と特定したと発表した。
同省によれば、いずれも働きアリで、9月25日にコンテナヤードでヒアリとみられるアリ50個体程度を発見し、舗装の継ぎ目へ出入りしていることを確認した。同27日に専門家らが現地調査した際には数百個体が見つかった。国内の確認ケースはこれで59事例となった。
見つかったヒアリ(環境省ホームページより引用)
(藤原秀行)