千葉市の物流倉庫でアカカミアリ確認

千葉市の物流倉庫でアカカミアリ確認

インドからのコンテナに、かまれると激しい痛み

千葉市は10月19日、同市内の物流倉庫で、特定外来生物でヒアリと同じく毒を持っているアカカミアリを確認したと発表した。

同市によれば、今年8月にインドのトゥティコリン港を出港、10月に横浜港へ到着した船舶から陸揚げされたコンテナが同市内の物流倉庫に運ばれた。同8日に事業者から千葉県生物多様センターへ通報があり、千葉県がアリの死骸を入手。専門家がアカカミアリと確認した。

見つかったアカカミアリは計12個体で、いずれも働きアリで死んでいた。見つかった倉庫で他にアカカミアリやヒアリの疑いがあるアリは確認されていない。

千葉県内でアカカミアリが見つかったのは柏市、成田市に続いて3カ所目。アカカミアリにかまれると激しい痛みを感じることから、千葉市は注意を呼び掛けている。


確認されたアカカミアリ(千葉市報道発表資料より引用)

(藤原秀行)

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